滝の水を裏側から見る?
普通はできませんね。
でも、岡山県の鏡野町にある岩井滝(いわいだき)なら、できるんです。
滝の水を裏側から見たらどんな景色が見えるのか?
体験してきました。
名水「岩井」
岩井の滝(いわいだき)は岡山県苫田郡鏡野町の国有林に囲まれたところにあって、滝を裏側から見ることができるので、「裏見の滝」とも呼ばれているそう。
日本名水百選の1つです。
車で山道をぐねぐね登り、駐車場に車を置いたら、足で山道を上がっていきます。
山道には階段がついていて、各ステップには細かい木片が敷き詰められているので、足を滑らせにくくて、安心して登ることができました。
ただ、滝に着くまで登るのは、こどもだとちょっと楽ではない雰囲気。
3歳くらいだと、少し大変かもしれません。
大人が手をつないだり、こどもが歩くのがつらそうなら、抱っこしたりすれば、大丈夫だと思いますが。。
しばらく登っていくと、名水100選に選ばれたという涌き水が。
飲んでみると、においがなく、マイルドな飲み心地。
この水を21日飲み続けて、こどもを授かったという言い伝えがあって、「子宝の水」とも呼ばれているそうです。
水筒にお水を入れて、お土産にいただきました。
滝の裏側はどのようになっている?
名水「岩井」の水を飲んで一休みしたら、また山道を登ります。
下の動画を再生すると、道の様子がわかると思います(ヒールのある靴では歩きにくい道です!)。
流れる水の音が入っているので、再生するとき、音量が大きすぎないように気をつけてください。
脇に流れる清流に癒やされながら登ること10分くらいで、岩井滝が見えてきます。
滝の高さは10メートル、幅6メートル。
どうして滝の裏側に入れるかというと、岩井滝の裏側に洞窟があるからです。
早速、洞窟まで登って、滝の裏側に入ってみます。
水を通して見る景色は、すがすがしい印象。
夏だと余計に涼やかさが増すと思います。
視界には、木々の深い緑と、滝や渓流しか目に入らない場所なので、豊かな自然を満喫できました。
洞窟には、不動明王がまつられていましたので、合掌。
写真を撮るのは恐れ多いので、不動明王のお社の写真は撮りませんでした。
岩井滝の概要
住所 |
岡山県苫田郡鏡野町上齋原中津河 |
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アクセス |
車の場合: バスの場合: |
問い合わせ | 鏡野町産業観光課 0868-54-2987 |
お食事処 いっぷく亭の手作り定食でお腹いっぱい
名水「岩井」と同じ鏡野町上斎原(かみさいはら)には、「うたたねの里」という木工体験などができるところがあります。
その「うたたねの里」におばあちゃん手作りの季節のお料理をいただける「いっぷく亭」があるので、そこでお昼ご飯をいただきました。
茅葺き屋根の民家を移築してあるので、まるで、田舎のおばあちゃんの家にいるよう
(って、私の祖母の家は、かやぶき屋根ではありませんでしたが。。)
囲炉裏でアマゴを焼きながら食べることもできるそうです。
私達が行ったときは、遅めの時間だったので、品切れで残念!
気持ちを取り直して、いっぷく定食をいただきました。
よもぎ、ふきの葉、ミントの葉、ピーマンの天ぷらがサクサク。 大根の漬け物はスーパーに売られているようなものではなく、本当に糠につけられたことがわかる、糠の香りのするもの。
おだんごが入ったお汁、大根と人参のなますも、すべておいしくて、あっという間に完食してしまいました。
いっぷく亭に入るまでの様子(動画)
いっぷく亭の周囲の風景もわかります。
いっぷく亭は冬は雪にすっぽりうまってしまう場所にあるので、営業している期間が限られており、4月中旬~11月下旬とのこと。
営業している期間に鏡野町に行かれたときには、行ってみてください。
いっぷく亭の概要
住所 |
岡山県苫田郡鏡野町上齋原1805-12 |
アクセス | 中国自動車道院庄ICから国道179号経由で約50分 |
問い合わせ | うたたねの里いっぷく亭 電話:0868-44-2488 (冬季 鏡野町上齋原振興センター 電話:0868-44-2111) |
営業期間 | 4月中旬~11月下旬 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
まとめ
- 岩井滝に行くときは、水を持ち帰るためのペットボトルや水筒を持参して。
- 木々と滝・渓流しか見えない場所。リフレッシュに最適。