スペイン代表のロペテギ監督がW杯開幕の前日に解任されました。
5月22日にスペイン代表と2022年まで契約を延長したばかりだったロペテギ監督の解任。どのような理由によるのでしょうか?
レアル・マドリードが関係あるでしょうか?
調べてみました。
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— Football ZONE Web (@zonewebofficial) 2018年6月13日
ロペテギ監督がW杯直前に解任された3つの理由
スペイン代表のロペテギ監督がW杯直前に解任された理由。
スペイン代表は15日にポルトガルとの初戦を控えている
というタイミングです。
通常考えられないような時期の解任。
そのきっかけは、12日のレアル・マドリードからの発表にありました。
会見の内容は、
フレン・ロペテギ監督がW杯の後、レアル・マドリードの監督に就任する
というもの。
ロペテギ監督が解任された1つ目の理由
5月22日にスペイン代表と2022年まで契約延長したばかりだったにも関わらず、
別のチームに就任する話を進めてしまった。
しかもそのチームは、スペイン1部リーグの強豪。
2つ目の理由は連盟との…
レアル・マドリーとの契約について、
スペインサッカー連盟(RFEF)に連絡せず、
秘密裏に話を進めてしまい、契約してしまった。
何とスペインサッカー連盟の
ルイス・マヌエル・ルビアレス・ベハル会長でさえ、
発表の5分前にそのことを知ったそう!
先月の22日に契約を延長したのに、そんなことになっているなんて、
協会側もびっくりしたでしょうね。
解任が決定的になった?3つ目の理由
さらに、代表側が発表をW杯後に行うように要望したにもかかわらず、
レアル・マドリーがそれを拒否してW杯前に公表してしまったという。
せめて公表をワールドカップ後にできなかったのでしょうか。
協会が怒ってしまうのも仕方がない気がします。
イエロとロペテギは仲が悪い?
ロペテギ監督は2016年7月に就任。
W杯欧州予選を9勝1分けで突破という結果に貢献していました。
ところが上に書いたようなことが起こり、
「このようなやり方は認められない」とサッカー連盟の会長や
スペイン代表で側近だったイエロの怒りを買ってしまったようです。
以前にも、イエロとロペテギが感情的にぶつかったことがあるようですね。
調べてみると動画が見つかりました。
Imágenes de ayer por la noche. Julen Lopetegui conversando con Fernando Hierro, nuevo seleccionador español. pic.twitter.com/F3t2gketx9
— David FCB (@dabiz121) 2018年6月13日
この動画は、イエロがロペテギに怒っている様子を撮影したものだと言われているそう。
ロペテギ監督の後任は、代表選手で連盟の強化責任者・技術委員長だった
フェルナンド・イエロに決定。
新監督はフェルナンドイエロさんに決まりました!
2017年、オビエドに行った際お世話になった方なので、なんとか頑張って欲しいです! pic.twitter.com/PXXKYXTeim
— @kazu (@PDSok144) 2018年6月13日
スペイン代表チーム内部の微妙な?力関係
スペイン代表チームは、以前はバルセロナの選手が中心だったのに、
現在はレアル・マドリードの選手たちの方が重んじられているという
背景があるよう。
きっとバルセロナの選手にとって、今の状況は残念でしょうね。
イエロは現役の頃、レアルの主将を務めていたこともある方だそう。
監督がイエロになったとしても、レアル・マドリード優勢の状況には
変化はなさそうですね。
まとめ
優勝候補と言われているスペイン代表。
スペインチームは、15日にはグループBのライバル、
ポルトガルとの試合があります。
それまでにチームの状況をどのようにして調整するのでしょうか…?