朝晩特に冷えるようになりましたね。

以前、子育て家庭で備蓄したいものについて取り上げましたが、災害に備える必要があるのは、物だけではありません。

サバイバルするための知識やスキルも必要です。

今回は、火を使わずに食べ物をあたためる方法を確認しましょう。

夏休みの自由研究として子どもと取り組むのおすすめです。

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食べ物をあたためる方法を確認する前に、備えた方がよいものについても、さらっと確認しましょう。

秋冬に備えておきたいもの

以前、備蓄については、「【防災】子育て家庭では何を備蓄しておけばよい?」を書きました。

防災用品は季節の変化に合わせて入れ替えが必要。

まだ春夏向けの防災用品になっている方は、早めに秋冬向けに変更しましょうね。

防災リュックに入れる着替えを長袖の、あたたかいものに変更。

毛布、携帯カイロなども防災リュックに入れたり、すぐ持ち出せるところに準備。

その他、あたたかい食べ物、飲み物がほしくなるので、食べものや飲みものを温めるために必要なものも、春夏よりも多めにあるとよいですね。

新聞紙、ラップ、さらし、タオルなどです。

これらのものは、寒いときに身体に巻き付けると、暖かくなります。

また、新聞紙があると、火を起こすのがだいぶ楽になります。

火を起こしたことがない方は、是非、万が一のこと起きてしまう前に、早めに火起こしをやってみてください。

火をおこすにしても、道具などの準備が必要なもの。

いざというときに突然やってみようとしても、できないものですから。。



火を使わずに食べ物をあたためる方法

いざというとき、火で食べ物を温めることができればよいですが、火をおこす場所や道具がない、こどもが何人もいて手が離せないというようなことも、あると思います。

そんなとき、これから書く方法を知っていれば、あたたかい食べ物や飲み物を口にして、ほっとすることができます。

それは太陽の光を使う方法です。

車に置く

車のフロントガラスの近くや車体の上に、食べ物などを置いておくのです。

レトルト食品、水が入ったお鍋に黒いビニール袋をかぶせたり、色を塗って黒くした空き缶に水を入れて、フロントガラスの内側(車内)に置いておくと、食べ物や飲み水をあたためることができます。

理科の時間に習った「黒いものはあたたまりやすい」というのを応用するのですね。

物の下にアルミホイル、黒い紙、段ボールなどを置いておくと、よりよいです。

食べ物、飲み物だけではなく、適当な大きさの石を置いておくと、石があたたまって、カイロの代わりに使えます。

2018年の夏は猛暑なので、卵をダッシュボードにおいておくと、ゆで卵になることもあるよう。

最後のツイートの方は、おなかが痛くなることがなかったようです。

食中毒には気を付けた方がよさそうですが、腐りにくいものでやってみるとガス代を節約できるかもしれませんね。


ソーラークッカーを使う

余力がある方は、ソーラークッカーを使うという方法も。

次の役割を果たすものがあれば、作れます。

  1. アルミホイル、レンジフード、アルミシートなどの熱を集めるもの
  2. ペットボトル、アルミ缶などの容器
  3. ガムテープなどの固定するもの
  4. 黒のポスターカラーなど、容器を黒くするもの

これらの材料を下の写真のように組み立てればいいのです。

ソーラークッカー
出典:http://oasis.andrew.ac.jp

上の写真では、容器が黒くありませんが、容器が黒い方が保温の効率が上がります。

黒い容器、黒以外の色の容器とで、温度にどのような差が出るかを自由研究で実験してもいいですね。

材料を揃えたりするのが大変な方は、下のような材料がセットになったキットを使うと、手間を省けますよ。

夏休みに子どもの自由研究にするのもいいですね。

ソーラークッカーがあると節電できるので、作るのが大変な方は、市販のものを買っておくといいですよ。

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まとめ

あたたかいものは、被災して不安になったこころをほぐしてくれるもの。

ないことを願いますが、もし万が一ということがあったら、上の方法を使ってみてくださいね。