みなさんは自信をもって子育てをしていますか?
お子さんとのコミュニケーションは、うまくいっていますか?
私は、こどもが赤ちゃんだったとき、「赤ちゃんのままでいてほしい」と思う反面、「早く大きくなってほしい(大きくなったら、少し楽になるかな)」と思うこともありました。
ところが、子育ての大変さって、こどもが大きくなるに連れて、質の異なるものに変わっていきますね。
これから息子が思春期を迎えるので、反抗期になっていく息子とどのように向き合えばよいのか、考えさせられることもしばしば。
今、振り返ると、赤ちゃんのときは、泣いて要求するのに応えていればよかったのでした。
たとえば、どこかに行くということになっても、お昼寝や授乳の時間との兼ね合いはどうしよう?ベビーカーと抱っこのどちらで行く?雨にどのように対応する?などの都合さえ、つけられれば、何とかなります。
ですが、8歳くらいから特に、こどもの意思を無視するわけにはいかなくなってきました。
「僕、行きたくない」と言うからです。
赤ちゃんのときは、連れて行ってしまっても、何も言われなかったのに。。(苦笑)
また、たとえば「宿題やってしまいなさい。夜になってやったら、夜寝るのが遅くなってしまって、明日、朝起きるのがつらくなってしまうからね。」と言ったとき。
1年生のときは、比較的「はーい」とやっていたように思うのですが、最近は「あと少しゲームしてから」(苦笑)。
諸富 祥彦著『10歳までの子育てのルールブック 子育てでやってはいけないこと』から学んだこと
改めて、子育てで気をつけることを知りたくなり、諸富 祥彦著『10歳までの子育てのルールブック 子育てでやってはいけないこと』を読みました。
![]() 10歳までの子育てのルールブック [ 諸富祥彦 ]
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この本で、こどもが成長するにつれて、大人がどのようにギアを変えて接すればよいかがわかりました。
どのようにギアを変えればよいでしょうか?次のとおりです。
0歳から6歳(ラブラブ期)
安定した気持ちで、愛情をたっぷり注ぐ。
言葉にしなくても、こどもはわかっていると思わず、言葉で例えば次のように愛情を伝える。
「○○ちゃん、大好き」、 「○○はママの宝物だよ」、 「○○が生まれてパパとママはとっても幸せ!」
6歳から12歳(しつけ期)
社会のルールを学び、「こどもが社会性を育てる時期」。
しつけとは、子どもが「社会のルールを学んだほうが、自分は幸せになれる」と思えるようにしてあげること。
親が怒りに任せて子どもを怒鳴りつけたり、厳しく接したりすることで、無理に従わせることではありません。
10歳〜(見守り期)
子どもの「自分づくり」を見守る時期。
10歳くらいからはじまる思春期は、子どもがいちばん不安定になる時期。
子どもは、親から離れたり近寄ったりしながら、徐々に自分なりの価値観を作り上げて、自立していきます。
子どもが必要になったときに、いつでも甘えることができる距離で見守るのがよいのです。
うちの9歳のこどもも、まだ甘えてくるので、ぎゅっと抱きしめたり、なでなでしたりします。 でも、本を読むなどして、1人で静かに過ごしたい気分のこともあるようなので、まさに親に近寄ったり、離れたり、という状態です。 息子がちゃんと成長しているという証拠だということなので、適度に手をかけながら、見守っていこうと思います。
まとめ
- こどもの年齢によって、適切な関わり方が変わる。それを認識して子どもと関わっていきたい
- 0歳から6歳はラブラブ期
- 6歳から12歳はしつけ期
- 10歳からは見守り期
![]() 10歳までの子育てのルールブック [ 諸富祥彦 ]
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[…] 以前、「10歳までの子育てのルールについて勉強しましたNo.1」と「10歳までの子育てのルールについて勉強しましたNo.2」で、『10歳までのこそだてルール』について書きました。 […]