子育てのルールについて、諸富 祥彦著『10歳までの子育てのルールブック 子育てでやってはいけないこと』から学んだことを昨日から書いています。
昨日は、こどもの歳に合わせて、親もギアを変えていかなければならないという話でした。
諸富氏が本の終わりに「子育てのゴールをめざして」と題して書いていらっしゃる内容が印象的だったので、今日は「子育てのゴール」について書きます。
子育てで何を目指すか?
「何があっても大丈夫」「いろいろ失敗しても自分は大丈夫」という自己受容力、絶対的な自己肯定感こそ、最大かつ究極の「幸福力」。
この絶対的な自己肯定感こそが、子育てのゴール(目標)を達成するために、親が子どもに育ててあげるべき最も大切なものということです。
私は、こどもが寝るときに「●●くんはパパとママの宝物。みんなの宝物。●●くんは、優しくて、つらくても、あきらめないで頑張れる子」という自作の子守歌を歌っています。
学生時代に教育心理学を学んで、自己肯定感の大切さがわかったので、息子にも自己肯定感を持たせてあげたいと常々思っているからです。
寝るときに聴かせることで、深層心理に入っていってくれたらいいなと。
こんな時代なので、こどもも大人もうまくいかないこと、つらいことは沢山あります。
受験に失敗してしまった。希望の就職先に就職できなかった。結婚できなかった。。などなど。
思い通りにいかないことがあっても、たくましく生き抜いてほしい。
一度、失敗してしまったからといって、あきらめないで、粘り強くがんばれる心の強さを持ってほしいと願っています。
そんな自己肯定感を持つために必要なのは、親が無条件で自分を信じてくれていると思える「愛」なんですよね。
諸富氏も、絶対的な自己肯定感を育てるのは、「何があっても私はおまえの味方」「どんなことがあっても、私はあなたを決して切らない。見捨てない」という親の子どもへの「無条件の愛」だと書いておられます。
子どもとのコミュニケーションについて、色々な方法、テクニックなどがありますが、根本は「無条件の愛」が伝わるようにすること、というのを忘れずにいたいですね。
諸富 祥彦氏の著著『10歳までの子育てのルールブック 子育てでやってはいけないこと』には、10歳までのこどもの育て方について、男の子の場合と女の子の場合、ひとりっ子の育て方、きょうだいの育て方、こどもが困難にぶち当たったときに親ができることなどについても書かれていました。
ご興味がある方は読んでみてください。
楽天だと、こちらにあります。
|
まとめ
- 子育てのゴールは、こどもが自己肯定感を持てるようにすること
- 絶対的自己肯定感を育てるのは、「何があっても私はあなたの味方」という親のこどもへの「無条件の愛」