ふるさと納税の寄付額が前年の1.5倍以上に伸びそうだというニュースがありました。

皆さんは、ふるさと納税をされたこと、ありますか?

地域に貢献できる上、税金が控除されてお得だということなので、私もやってみようと思います。

ふるさと納税はどのような仕組みになっている?

好きな自治体に寄附をすると、地域の特産品をもらえて、2000円の自己負担金以外の税金(翌年度の住民税)が控除されます。

寄附する自治体は、生まれ故郷でなくても大丈夫。

品物は、果物、お米、お肉・お魚など多種多様なもの。

実質的な自己負担金は2000円だけで特産品がもらえる上、寄付金が戻ってくるのです。

こんな風に、二重にお得できる制度なのですね。

ふるさと納税について知りたかったこと

誰でもお得なの?

住民税を払っている人なら、得になります。
専業主婦の方、税を免除されている方が、ふるさと納税を行った場合は、税金の控除が受けられないのです。
支払の名義が住民税を支払っている方のお名前になるように注意してください。

どうやって支払うの?

支払方法には、郵便振替、クレジットカード払い、銀行振り込み、コンビニ支払、窓口への持参などがあって、自治体によって異なります。
クレジットカード払いにすると、ポイントがつくので、よりお得感が増します。

寄附はどのような手順で行うの?

  1. 好きな自治体を選んで、寄附を申し込みます
  2. 寄附金を支払います
  3. 数週間から数ヶ月くらいで、寄附金受領証明書と返礼品が届きます
  4. 【確定申告なしで控除を受けたい場合】ワンストップ特例申請書を寄附先の自治体に提出します
  5. 【確定申告する場合】翌年の2月から3月に寄附を申請します
  6. 住所地の自治体から、寄付額に応じて減額された住民税額の通知書が届きます

寄附する自治体は、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」などで調べることができます。

自治体への寄附の申し込みについては、自治体のホームページから申請書をダウンロードして行うことができますし、ホームページで申し込みができる自治体も多くあります。

実質的な負担額が2000円で済む額はどのくらい?

実質的な負担額が2000円で済む額は、その人の年収や家族構成によって異なります。

控除される、ふるさと納税の額の目安については、総務省の「ふるさと納税のしくみ」などのホームページで調べてみてください。

注意したい6つのポイント

  1. ふるさと納税をするときは、税金を納めている人の名義で行うこと!
  2. インターネットなどで調べられる控除額は、あくまでも目安。変わることがあるため要注意
  3. 年金を受給している方、医療費や住宅ローンの控除を受けている方は、寄附の上限額が少なくなるため注意!
  4. 確定申告を行わない方は、ワンストップ特例申請書の提出を忘れずに!
  5. ワンストップ特例を活用する場合は、寄附先を5箇所以内に抑える
  6. 寄附金受領証明書は再発行してもらえない。確定申告を行うまで大切に保管を

年収は寄附した後に決まるため、インターネットなどで調べられる控除額は、あくまでも目安です。 そのため、万が一、収入が減ることがあれば、控除額も減る可能性があります。

まとめ

  • ふるさと納税は、地域を応援できる上、税金が控除されてお得な制度
  • 注意点が色々あるため、気をつけて利用を