ロケットストーブは手作りできるということで、作ってみました。
材料さえ揃えておけば意外と簡単にできて、燃焼効率がよいことにビックリ!
ロケットストーブの作り方と燃焼させた結果などを書いていきます。
ロケットストーブの材料
ペール缶 2つ
ガソリンスタンドなどでもらえる缶です。
ステンレス煙突 3つ
T字、90度に曲がったエビ曲、まっすぐのもの、の合計3つを使います。
ステンレス煙突(1) T字
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ステンレス煙突(2) 90度に曲がったエビ曲
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ステンレス煙突(3) まっすぐ
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ペール缶 2つ
パーライトまたはバーミキュライト 2袋
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ノコギリ
ペール缶の底を切り抜くのに使います。
穴を開けるもの
下の写真では、電動穴開け機を使っています。
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ネジか針金
ペール缶をつなげて固定するのに使います。
金属も切れるハサミ
ペール缶を切るのに使います。
軍手
ペール缶を切るとき、切った箇所を折り曲げるときに、手を保護するために使います。
ロケットストーブの自作手順
- ペール缶の1つは、底をなくす(くり抜く)
- 1で底を抜いていない方のペール缶の縁2箇所に穴が向き合うような場所にドリルで穴を開ける
- 1と2のペール缶を縦に組み合わせて、2つの缶を貫くように2箇所に穴を開ける
- T型のステンレス煙突をペール缶に当てて、マジックで煙突の口径をなぞってペール缶に○を描く
- ○印内を45度で分割する線を描く
(ピザを分割するようなイメージの図を描く)
- ○印の中心にドリルで穴を開ける
- ○印に付けた線に沿って、ハサミでペール缶の側面に切り込みを入れる
- 軍手をして、○の内側を折り込む
- T型のステンレス煙突をペール缶に差し込む
- まっすぐなステンレス煙突とエビ曲煙突を組み合わせる
(「ステンレス煙突3つ」に挙げた(2)と(3)) - 組み合わせた煙突をペール缶の内側から入れて、T型と組み合わせる
- 2つ目のペール缶を上につないで、ネジか針金で固定する
- 煙突とペール缶の境目をアルミテープでふさぐ
- 煙突とペール缶の間にパーライトを入れて完成!
入り口から薪を入れて、火をつけて使います。
まっすぐな煙突の上に五徳と網を置いて、ヤカンを置くと写真のようになります。
使ってわかった!ロケットストーブの3つの利点
- 薪が燃えて短くなると、自然に下に落ちてきて、火のお世話が楽
- 薪をくべる時に熱くない
- 燃焼効率がいい!
今まで使っていたストーブよりも少ない薪でお湯を沸かすことができました! 薪の消費が減ってエコですね!