災害で停電すると、暗闇になります。
心理的にも不安になりますが、実際に心身ともに危険を感じることが増えてしまうのが怖いところです。
過去の震災のときも、震災後の混乱に乗じて、身の安全が脅かされることが多発したことが報告されています。
生きるか死ぬかという大変なときでも、こども、女性、高齢者は身を守る対策をして、自分の身を守る必要があるのです。
是非、普段から対策方法について知っておいて、災害用品を準備するときから意識しておいてください。
貴重品の管理について
災害後の街には、地域の人の親戚、ボランティアを装った悪者がうろつくため、貴重品の管理には注意が必要です。 対策方法は、家にいるか、避難所にいるかによって、異なります。
避難所に避難せず、家にいられる場合
家が倒壊したり、窓ガラスが割れたりせず、鍵をかけられる状態で、家から避難する必要がないときは、災害前のときとほぼ同様に 貴重品を管理できます。
問題なのは、家が壊れて鍵がかけられなくなってしまったり、窓ガラスが割れたりした場合です。
窓ガラスについては、平時から飛散防止フィルムを貼っておくと、どろぼうなどの侵入を防ぎやすいだけではなく、ガラスが割れたときに ガラスが飛び散るのを防ぐことができます。
それでも、ガラスが割れてしまったときは、ブルーシートがあれば、ガムテープで窓枠に貼って、応急処置をすることが可能です。
避難所に避難する場合
貴重品は目立つところに置いたりせず、外国にいるときのように24時間、身につけておくようにします。 ウエストポーチ、たすきがけができるボディーバッグ、防災ベストがあると便利です。
身の安全が脅かされないために
女性とこどもの安全が脅かされる状況になってしまうと、被害者が被害にあったことを口にしにくい状態になってしまうことも多くあります。
そのため、あまり表沙汰にされませんが、過去の震災後にも身の安全が脅かされたことに関する相談が、病院に多く寄せられたのです。
災害後、避難生活などが長引くことのストレスなどで、自制心がきかなくなる人も出てきます。
こどもや女性は、危険な目にあわないように、くれぐれも注意してください。
- 夜はもちろん、昼間もできるだけ一人では行動しないこと。トイレや被災した自宅に行くときも複数人で。こどもは誘拐にも注意。
昼間、復興作業などで大人が出かけてしまった後、避難所の隅で、怖い目にあったということもありました。
- トイレを使用する前に、おかしなところがないか確認する。
- 人目につかないところに近づかない。
避難所になった学校の階段の下で、身の安全が脅かされたこともありました。
- 身を守るブザー、催涙スプレーなどを持ち歩く
こんな商品もあるので、チェックしてみてください。
女を捨てる!
女性は、女性だと一目でわからないような服装をするのがよいです。
帽子をかぶって、長い髪を隠す、たとえば防災ベストもピンクなどではなく、男性が好むような色のものにする。
スカートをはかないなど。
災害で、心身ともに疲弊しているときに、身の安全が脅かされることを避けるため、地域の人と協力して身を守るできるとよいですね。
おことわり:
この記事は都合により、「身の安全を脅かされる状況」を示す直接的な言葉を記載しないように書いてあります。
意味がわかりにくくなってしまっており、すみません。
まとめ
- 災害後の街は治安が悪くなるため、貴重品の管理が必要
- こども、女性、高齢者は身を守る対策もしっかりと!
- 女性はぱっと見て女性だとわかる服装をしない方がよい