第159回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が発表されました。
北条裕子(ほうじょう ゆうこ)「美しい顔」はどんなあらすじの作品なのでしょうか?
感想や評判を調べてみました。

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北条裕子「美しい顔」のあらすじは?

芥川賞候補の美しい顔(北条裕子)あらすじは?感想や評判もまとめ

北条裕子「美しい顔」は2018年群像6月号に掲載されていて、第61回群像新人文学賞を受賞しているのですね。

十七歳の私と幼い弟を残して母は行方知れずになった。マスコミの取材に協力するうち、私の内側で何かが変わっていく。未曾有の災厄に襲われた人間はどのように一歩を踏み出すのか――。選考委員激賞の驚異のデビュー作。北条裕子「美しい顔」

と紹介されています。

舞台は、東日本大震災後の被災地。

主人公の17歳の女の子は5年前に父を亡くしており、母と音信不通になってしまっている。

東京から支援やマスコミがやってきて、被災した女の子としてふるまう主人公。

内側に怒りなどの黒い感情を抱えていたところ、顔だけが美しい女性と出会い…

母の死体を見るという体験を経て、喪失の克服へ。

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『美しい顔』を読んだ方の感想は?

西日本新聞の文芸時評は、次のように始まります。

「選考委員激賞」とあるのを横目で見つつ、どれどれお手並み拝見といった気分で読み始めて、すぐさま瞠目(どうもく)した。そのまま熱に浮かされるようにして一気に読み終えてしまった。これはちょっと相当に凄(すご)い小説である。力作と書いたが、まさに言葉に宿る「力」が尋常ではない。

「一気に読み終えた」というのは、引き込まれてしまったということですよね。

面白かった、その先の展開が気になるというような感覚でしょうか。

しかも「ちょっと相当に凄い」とも書かれています。

「凄い」というのは、きっと想像以上の何かがあるということ。

どんな風に予想を裏切られるのか、何だか読んでみたくなりますね。

北条裕子さんは東京の方で、被災地に行ったことはないそう。

にもかかわらず、こんな風に人を引き込んでしまうとは。

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北条裕子さんご本人の受賞の言葉が公開されていました。

憤りを北条裕子さんも抱えていたとのこと。

北条裕子さんと近いところで震災を経験した私も、憤りに共感するところがあります。

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まとめ

『美しい顔』が掲載されている群像6月号は、品切れしている書店もあるよう。

Amazonでも品切れでした。注目されていますね。

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