平成28年度分の確定申告は2017年3月15日まで。
今まさに作業を進めていらっしゃる方も多いかもしれません。
何度か確定申告を経験して、作業を効率化するためのコツがわかってきたので、あまり確定申告をしたことがない方向けに書きます。
どんなに忙しくてもやっておいた方がよい2つのこと
私も仕事に家事、育児にと毎日慌ただしく過ごしています。
かつ、私はマメではありません 汗;
そんな私でも、どんなに忙しくてもできて、確定申告の書類作成を効率よく終わらせるためにできること。
書類管理のコツ1つ目
1つ目は、次のような確定申告に必要な書類を、確実に1箇所にまとめておくことです。
- 請求書
- 領収書
- クレジットカードの利用明細
- 生命保険控除証明書
- 社会保険控除証明書
- 支払調書
- 源泉徴収票
郵便物を受け取ったときに、ともすれば、他の書類に紛れさせてしまいがち。
「今ちょっとの間だけ」と普段と違う場所に置いたり、他の書類と一緒に置いてしまうと、そのまま行方がわからなくなってしまうことが。。
なので、絶対に指定の場所にしまうようにする!
これを守るだけで、書類を探すのに時間をとられなくなりました。
具体的にどうするか?
確定申告に必要なものを入れるファイルを準備しておいて、必ずそのファイルに入れるようにするだけです。
私は、種類ごとに分けて収納できるファイルを使っています。
100円均一でも買えるもの。
ファイルに入れるようにする。
これだけで、確定申告に向けて、書類を揃えるためにかける時間が激減!
私はこんな手順でファイルに入れています。
- 家に帰って、ポストから郵便物を出す
- 机の上に郵便物を置いて、着替えたり手洗いをしたりする
- 一休みする時間があるときは、休みながら郵便物を開封する
- 確定申告に必要な書類の場合は、ファイルに入れる
これだけ!
郵便物を開封する時間がないときは、パソコンの上に郵便物を置いておいて、パソコンを開いたときに開封。
確定申告に必要な書類の場合は、ファイルに入れるだけです。
ファイルが見つからないと、入れることができないので、ファイルは必ず同じ場所に戻すことを忘れずに!
書類管理のコツ2つ目
クレジットカードの明細が郵送されるようにしている方は、他の領収書と一緒に保管しておけばOK。
紙で郵送されるようにしていなくて、クレジットカード会社のホームページにログインして、電子データを閲覧するようにしている方は、要注意!
閲覧できる期間が限られていることがあるからです。
たとえば半年分しか閲覧できない場合、いざ確定申告に向けて書類を作成しようとなったときに、クレジットカードで払った携帯電話の料金などがわからないということに。
クレジットカード会社に明細書を発行してもらわなければならない場合、届くまでにどうしても時間がかかってしまうので、提出期限まであまり時間がないとヤキモキしてしまいます。
なので、クレジットカードの明細は、クレジットカード会社から連絡があったときに印刷するか、PDFファイルにして保存。
月に1回、その月の決算をするようにして、そのときにクレジットカードの明細を印刷したり、PDFファイルとして保存しておいてもよいのだと思いますが。。
毎月、処理できる方は。。汗
書類作成が楽になる方法
書類が揃えば、あとは入力していけばOK。
最近は、銀行口座の入出金データと連動させて申告に必要な書類を作成できるものも。
しかも無料!
あなたに合った会計ソフトを見つけられれば、煩雑な作業に時間を割かず、本来やりたいことに時間を使えるし、嬉しいですよね。
たとえば、次のようなソフトがあります。
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使ってみて、よければ買うようにできますからね。
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あとは、次のように、書籍の付録としてついている会計ソフトを使う方法もありますね。
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