サツマイモは霜が降りる前に収穫しなくては(霜が降りてしまうと、サツマイモが腐ってしまうのです)。
ということで、サツマイモ掘り第一弾をしてきました。
お芋を食べるのが第一の目的で、とっても楽しみ!
ですが、サツマイモを育てると、葉が生い茂って、畑を埋め尽くすのですよね。
葉と茎が大量にあるので、「これ、ただ捨てるのはもったいないな。食べられないかしら?」と調べてみました。
すると、色々なレシピがありました!
おまけに、サツマイモの葉や茎の栄養について、調べてみると、意外と栄養もある。
これは、食べないともったいないですね。
ということで、サツマイモの葉や茎に含まれる栄養の話と、茎や葉を使ったレシピを書きます。
サツマイモの葉や茎には、どんな栄養がある?
サツマイモの葉や茎は、街に住んでいると、なかなか手に入らないかもしれませんが、サツマイモの葉には、芋よりも多くのビタミンが含まれています。
ビタミンCやビタミンB6です。
ビタミンCは、26日に「もやしの栄養はどんな働きをしてくれる?”」の記事にも書きましたが、コラーゲンの生成、抗酸化、免疫力アップなどにかかわっていて、キレイで健康でいるために摂りたい栄養でした。
ビタミンB6は、タンパク質の形成や、神経、精神の安定に欠かせない栄養素です。
蛋白質はそのままでは吸収できないので、アミノ酸に分解してから、身体に必要なアミノ酸に合成します。
この分解、合成をビタミンB6が助けるのです。
そのため、ビタミンB6は、身体の成長を促進したり、皮膚、髪の毛、歯などを健康に保つために大切なのです。
ビタミンB6が足りないと、皮膚が荒れたり、湿疹、口内炎などが見られるようになってしまいます。
また、セロトニン、ドーパミン、アドレナリン、GABA(γ-アミノ酪酸)などの神経伝達物質を合成することにもかかわっており、神経が正常に働くことにも関与します。
GABA(γ-アミノ酪酸)は、神経細胞の興奮を抑える働きがあります。
サツマイモの葉や茎を使ったレシピ
栄養も沢山ある、サツマイモの葉や茎を使って、お料理してみました。
サツマイモの葉のガーリック炒め
材料
- サツマイモの葉のやわらかそうなもの 1つかみ
- なたね油 大1
- 豚肉 100g
- ナス 小1本
- 塩、こしょう 少々
- ごま油 大1
作り方
- サツマイモの葉を水洗いして、ザク切りにします(お好みで大丈夫です)。
- ナスは輪切りします。
- フライパンに油、ニンニクを入れて、香りが出るまで炒めます。
- サツマイモの葉、豚肉、ナスを入れて、炒めます。
- 塩とこしょうで味を調えます。
- 豚肉の色が変わったら、ごま油をまわしかけます。
サツマイモの葉の佃煮
材料
- サツマイモの葉のやわらかそうなもの 2つかみ
- 砂糖 大2
- 醤油 大1
作り方
- サツマイモの葉を水洗いして、ザク切りにします(お好みで大丈夫です)。
- お鍋に葉を入れて、しんなりするまで弱火にかけます。
- 調味料を入れて、水分がなくなるまで煮詰めます。
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サツマイモの葉の和えもの
材料
- サツマイモの葉のやわらかそうなもの 2つかみ
- だし醤油 大1
- ごま 大1
- のり 6分の1切れ
作り方
- お鍋にお湯を沸かして、サツマイモの葉を入れてゆがく。
- しんなりして、葉が濃い緑色になったら、お湯からあげる。
- だし醤油であえて、ごま、のりを小さく切ったものをかける。
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まとめ
さつまいもの葉は、調理すると、モロヘイヤのようにすこしぬめりが出ます。
太い葉脈は調理しても固いままのこともありますが、あまりくせもなくて、おいしくいただきました。