【草木染め】7月の赤芽柏（アカメガシワ）で染める

以前、枇杷やヨモギの葉で草木染めをしました。

そのときのことを書いた記事は、とても多くの方に読んでいただいていて、いつも嬉しくなっています。

ありがとうございます！

今回は赤芽柏（アカメガシワ）で煮染め（草木染めの方法の1つ）をしたので、そのことについて書きます。

赤芽柏って何？

ウィキペディアによると、

赤芽柏は、トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。新芽が鮮紅色であること、そして葉が柏のように大きくなることから命名された説もある。柏が生息していない地域では、この木の葉を柏の葉の代用として柏餅を作ったことからアカメガシワと呼ぶようになった説もある。

とのこと。

赤芽柏は、雄花と雌花があります。

雄花

雌花

雌花は受粉すると、下のように赤くなります。

赤芽柏は、日本薬局方（医薬品の規格基準書）に記載されている生薬です。

樹皮：胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症

葉：あせも、腫れ物

食用：和え物やおひたし

今回は、草木染めをした他、油炒めとアカメガシワ飯にしました。

次の材料を準備します。

上のような色になりました。

薄茶色のは、媒染液に浸していないもの。

黒くなったのは、媒染液に浸したものです。

媒染液に浸した方は、だいぶ黒くなりました。

媒染液は、媒染液に浸した布を素手で絞ったら、手が黒くなってしまったほどの濃さ。

今度やるときは手袋を着けて絞った方がよさそうです。