子育てしながらの会社勤め、在宅勤務の両方の経験を踏まえて、家で働くことのメリットとデメリットについて、私が思うところを書いています。

子育てママが家でできる仕事をするメリットについて書きましたので、この記事では、デメリットの方を挙げようと思います。

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家で働くデメリット

家での仕事のメリットとデメリット

オンとオフの切り替えがしにくい

家で仕事をしていると、自由な時間に好きな場所で仕事をすることができます。

仕事をする時間も場所も、自分で好きなようにできるのは、子育てママにとって、とても大きなメリットです。

その反面、自分で意識して切り替えるようにしないと、際限なく仕事をしてしまうということにもなります。

会社員より、オンとオフの区別があいまいになりかねません

子どもも、私が家で仕事をしているのを知っているので、少し学校で嫌なことがあると「今日、学校に行きたくない」と言うことも。

体調不良ぎみだったり、疲れていたりすると、「今日、学童に行かないでお家でゆっくりしたい」と言うこともあります。

「じゃぁ今日は特別ね。ママはお仕事をしているから静かにしていてね。」と約束しても、どうしても話しかけられます 汗

また、仕事が遅れ気味で、土日に仕事をしてしまうと、家族からすれば「折角の休みなのに、一緒にゆっくり過ごせない。」ということになってしまいます。

家庭によっては、テレビや話し声などがうるさくて集中できないという方もいらっしゃるかもしれません。

会社での仕事では、ある程度、保たれていた環境があるということが、家で仕事をするようになって、わかりました。

家で仕事をする場合、家族と一緒に住んでいると、家族の理解や協力を得る必要が出てきます

生活のリズムが不規則になりやすい

オンとオフの切り替えがしにくいというのは、気を付けなければ、生活のリズムが不規則になりやすいということでもあります。

夜遅くまで仕事をしてしまって、朝起きるのが大変になってしまうなど。

体調を崩してしまったママさんもいました。

いい仕事をするためにも、オフの時間にリフレッシュして仕事のアイディアを得たり、自己啓発につながることをしたりする時間も必要。

オンとオフをうまく切り替えて、よい生活リズムを保つために、会社員よりも自己管理力が必要とされます。

自分で管理するのが難しい人にとっては、これは自宅でできる仕事のデメリットだと思います。


収入が安定しないことも多い

会社員として在宅で勤務するなら、基本給が決まっていて、毎月決まったお給料がいただけます。

個人事業主の場合は、そうではありません。

仕事に必要な経費は自分で払いますし、社会保険も支払います。

お客さんから報酬をいただかなければ収入はありませんので、安定した仕事ができなければ、収入も当然ながら安定しません。

収入を安定させられるかどうかは、自分次第。

逆に、がんばれば、その分だけ報酬額も上がります。

自主独立の精神を持った人なら、やりがいがあるとも言えますので、デメリットでしかないというわけではありません。

仕事環境を整えるための経費がかかる

仕事環境を整えるための経費がかかる

収入が安定しないこともある上、仕事に必要な道具などの環境は自腹で揃えることになります。

PCで仕事をする場合、PC、ディルプレイ、マウスなど、最低限の性能がないと、とても仕事にならないからです。

さらに職種に応じたソフト(アプリケーション)が必要なことも多くあります。

たとえば、次のようなものです。

デザイナー

Illustrator、Photoshopなどのグラフィックソフト、有料フォント、写真・イラストなどの有料素材

ライター

Wordや校正ツール(必要がないこともあります)

翻訳

Tradosなどの翻訳支援ソフト

会社員だと、これらの環境は会社が費用を出して整えてくれますが、個人事業主は、これらの経費を自分で捻出することになります。

さらに国民健康保険料や年金の支払いも必要

個人事業主は、報酬がすべて利益になるわけではないので、あらかじめ、いくら報酬を得られなければ赤字になるか、自分の必要な額を算出しておいた方が安全だと思います。

基本的に自分で問題を解決しなければならない

在宅ワークの場合、基本的に自分で問題を解決しなければならない

会社員なら、周囲の人に相談することができます。

「今、直面しているのと同じような問題が過去に起きたときに、どのように対処した」か解決例も見つかるかもしれませんし、ヒントをもらうこともできるかもしれません。

個人で仕事をしていると、すぐ近くに上司や同僚がいるわけではありません。

基本的に、自分で調べたり、知っている人に連絡をして聞いたりして、解決しなければなりません。

解決できる人に相談する場合、相手に連絡したときに、「XX会社の(誰だれさん)」という肩書を持たないあなたの話を聞いてもらえるか?

問われることになります。

会社員も、問題は自分で解決しなければなりませんが、関係者が別の部署だったとしても、うっすらでも「同じ会社の仲間」という意識があるので、比較的、協力を得やすいですね。

会社の会議室も使うことができます。

フリーランスになると、皆忙しいのに、同じ会社の同僚でもないのに、あなたのために大切な時間を割いてもらうことができるか?
もっと言うと、「あなたに会ってもらうことで、相手にどんなメリットを与えられるか?」ということになります。

仮にその日にはすぐお返しできなくても、長い目で見て、お返しするには、どうしたらいいでしょうか…?

もしかしたら会社員だとあまり自分事ではなかったかもしれませんが、フリーランスの方が人間関係の構築に気を配る必要がありそうですね。

また、打ち合わせする場所も確保しなければなりません

大切な打ち合わせなら、どこのカフェでもいいというわけではありません。

騒音が大きすぎては、落ち着いて会話ができません。

長時間の場合、PCをつなぐ電源が必要になりますし、Wi-Fiなどネット環境が必要なら、そこをどうするか、知恵と工夫が必要になります。

このように考えると、会社のものを使うことができるのと、そうでないのとでは、大きな違いがありますね。

人と接する機会が減ってしまう?

在宅ワークだと人と接する機会が減ってしまう?

仕事の仕方によりますが、必要がなければ、仕事中、誰とも話さないということも多くあります。

淋しがり屋、おしゃべりが大好きな方にとっては、苦痛かもしれません。

最近は事業主が集まって部屋を借りたりして、近い場所で作業ができる「コワーキングスペース」のようなものがあるので、そんな場所で作業するようにすれば、人と話せなくてさみしいという気持ちは和らぎますね。

まとめ

この記事では、あえて在宅ワークのデメリットについて書きましたが、それでも私は在宅ワークを選んでいます。

子育て中である私にとって、在宅で仕事ができるメリットの方が大きいと感じるからです。

満員電車に乗ったり、天候が悪い日に危険をおかして出かける必要がありません。

介護をすることになっても、仕事がゼロになり、いきなり無収入になるということがありません。

何より、いつでも、どこでも好きなときに、好きなペースで仕事をするというのが私には合っていて、今の仕事の仕方が気に入っています。

在宅ワークが合うかどうかは、人によると思います。

もし在宅で仕事をすることにご興味があるようでしたら、下の記事も在宅ワークがあなたに合うかを考えるためのご参考にしてください^^

子育てママが会社で働くメリットとデメリット【会社勤務と家での仕事 両方経験して】

家でできる仕事のメリットはどんなこと?

自宅でできる仕事のメリットとデメリットについて、この記事よりもっと詳しく書いてあります。

在宅ワーカー募集があるそうです。

当てはまる方は、貴重な機会なので、確認してみてください。

【在宅ワーカー募集】会計・税務の知識がある方

あなたに合った働き方やお仕事を見つけられますよう、お祈りしています。

この記事も読んでいただき、ありがとうございました。