甲子園での高校野球で、アゲアゲホイホイの応援が話題になっていますね。

明石商業北海高校のものもよく知られているようですが、元祖(本家)報徳学園なのでしょうか?有名になった経緯や歌詞は…?

アゲアゲホイホイというと出てくる「サンバ・デ・ジャネイロ」。この曲は誰の曲で、どんな風に有名になったのでしょうか?

明石商業、北海高校、報徳学園のアゲアゲホイホイはどのように違うか?動画で確認しました。

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アゲアゲホイホイのブームのもとは報徳学園?

ノンストップが調べただけで、133校がアゲアゲホイホイを使っているそう。

「アゲアゲホイホイ」は、2014年に兵庫の報徳学園が「アゲアゲホイホイ」の歌詞を付けたのが始まり。

翌年の2015年夏の兵庫県大会。

報徳VS明石商業で、報徳が負けてしまったとき、明石商に「アゲアゲホイホイ」を演奏してほしいと話した。

託された明石商業は、翌年春の選抜に出場してベスト8に。

これによって、「アゲアゲホイホイ」が広がっていったそうです。



アゲアゲホイホイ(明石商業)を動画で確認

「サンバ・デ・ジャネイロ」の原曲と有名になった経緯

「アゲアゲホイホイ」の原曲は「サンバ・デ・ジャネイロ」。

元をたどると、1973年ブラジルのパーカショニストAirto Moreiraが発表した曲『Tombo in 7/4』にたどり着きます。

こんな曲です。

ジャジーで大人な雰囲気ですが、確かに聞き覚えのあるサビのメロディーが出てきます。

『Tombo in 7/4』のサビをアレンジして、『Samba De Janeiro』(サンバ・デ・ジャネイロ)というダンスミュージックにされたものの人気が出ました。

アレンジしたのは、ドイツのBelliniというバンド。

すっかり私たちが知っている「サンバ・デ・ジャネイロ」っぽいですね。

日本では、セガの「ドリームキャスト」がゲーム『サンバ DE アミーゴ』のメインテーマ曲に『サンバ・デ・ジャネイロ』を取り入れたので、これで知っている方も多いのでしょうか。

「ドリームキャスト」のSamba de Amigo

その後、高校野球、プロ野球(千葉ロッテ)、サッカー(柏レイソル)などの応援に取り入れられ始めました。

千葉ロッテのサンバ・デ・ジャネイロ

兵庫の報徳学園が「アゲアゲホイホイ」の歌詞を付けた後の経緯は、先に書いたとおりです。

ノリがいいと思ったら、もともとはブラジルの方の曲だったのですね。


アゲアゲホイホイの歌詞

何ともノリのいい応援が耳に残っている方も多いですよね。

何と言っているのでしょう?

エッサエッサー
エッサエッサー
アゲアゲホイホイ
アゲアゲホイホイ
もっともっとー
もーっともっともっと

アゲアゲホイホイ(北海高校)を動画で確認

北海高校のゲアゲホイホイもあります。

驚くくらい大人数で歌っているのが壮観。

女の子も応援していますね。

アゲアゲホイホイ(報徳学園)を動画で確認

Airto Moreiraさんは、40年以上たって地球の裏側で自分の曲がモチーフになった応援歌がこんなに多くの人に歌われて聴かれることになるとは想像していなかったかもしれませんね。

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