春、夏は草の勢いも出てきて、空き地があれば草が伸びる季節ですね。
畑をやっていたり、土地を持っている人にとっては、「また草刈りをしなければ」と感じることが多々あります。
でも、野草は「薬効」とも言えるような力を持っています。
そんな野草を草刈りの対象として見るだけではもったいない!
草餅を簡単に作る方法・レシピを教えていただいたので、シェアしたいと思います。
用意するもの
10個分
- 野草(虫が付いたりしていない、きれいなもの)25g
- 白玉粉 25g
- 黒砂糖 10g
- お湯 25ml
- あんこ 25g
- 灰汁 1リットル(新芽はアクが少ないため、お湯でゆでてもOK)
- 片栗粉 適量
手順
- 野草を採る
- 野草を1〜2分ゆでて、あく抜きする(灰汁があれば灰汁でゆでる。ゆで汁をとっておく)
- ゆでた野草を水で冷まして、よく絞る
- 野草を包丁で細かく刻む
- 刻んだ野草をすり鉢ですりつぶす
- 白玉粉に手順2でとっておいたゆで汁を少しずつ加えながら、耳たぶくらいの硬さまで練る
- 白玉粉を平たいドーナツ型にする
- 熱湯に入れてゆでて、浮いてきたらすくう
- すくったドーナツ型の白玉餅に、すりつぶした野草を1/3ずつ入れながら練る
- 黒砂糖を入れて、さらに練って、均一になるようにする
- 平たい丸の形に伸ばして、中にあんこを入れる
- 表面に片栗粉をまぶす
- 洗ったサルトリイバラ、竹の葉、葛の葉などで包む
ポイント
- 初めて野草を採って食べる方は、食べられる野草に似ている毒草を採ってしまわないよう、専門家と一緒に採取してください。責任は負いかねます。
- 野草は、先端のやわらかい部分を採るとよいです。
- 虫がついていなかったり、農薬が使われていなかったりする、口に入れても大丈夫だと思える野草を使用してください。
- 手順8と手順9の順番を逆にすると、お餅がまとまりにくくなってしまうので、黒砂糖を先に混ぜてしまわないように注意してください。
手順の動画はこちら。
草餅に使える野草は?
食べられる野草であればよくて、お好みですが、たとえば、次の野草を使えます。
- イノコズチ
- オオバコ
- ヨモギ
イノコズチの嬉しいポイント
- 足腰の麻痺
- 腰痛
- 関節痛
- リウマチ
オオバコの嬉しいポイント
- 視力減退
- 目の充血
- 便秘
ヨモギの嬉しいポイント
- 眼精疲労
- 動脈硬化
- 高血圧
- 神経痛
- リウマチ
- 骨粗しょう症
- 貧血
- 便秘
- アンチエイジング