もやしには、カリウム、カルシウム、葉酸、ビタミンCなど、栄養が多く含まれているという話を昨日、投稿しました。

これらの中には、女性のキレイや健康に役立つ働きをしているものも多いんです!

それぞれの栄養素は、私達の身体にどんな働きをしているのでしょうか?

効率よく栄養素を摂取するには、どんなことに気をつければよいでしょうか?

栄養素ごとに見ていきましょう。

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もやしに比較的多く含まれる栄養

カリウム

カリウムは、ナトリウムを細胞の外に出して細胞の浸透圧を適切に保ったり、ナトリウムを体外に出すように促すことで、血圧を下げるのに関係のある栄養です。

ナトリウムを沢山、摂取しすぎると高血圧になってしまうので、カリウムを取ることは、高血圧を予防することにつながるのです。

大切な働きをするカリウム。人間が欠かすことのできない栄養で「必須ミネラル」の1つです。

ですが、腎機能に問題がある方以外、ほとんどの方は不足しています。

カリウムは汗と一緒に体外に出てしまうので、夏は特に多くとるように意識したいところ。

カリウムが不足するのは、カリウムには水に溶ける性質をがあり、煮たり調理すると、多くが失われてしまうという事情もあります。

なので、私は、もやしを食べるときは、煮汁も残さず食べるようにしています。

カルシウム

カルシウムは、皆さんご存じのとおり、骨や歯の素になる栄養ですね。

骨粗鬆症にならないよう予防したり、丈夫な歯を維持するのに大切です。

ですが、カルシウムは、脳や精神を安定させるためにも働いてくれるのです。

大豆を発芽させた「大豆モヤシ」はカルシウムを沢山含みます。

カルシウムは、筋肉をなめらかに収縮するのを助けたり、神経を興奮させ過ぎたりしないよう、抑えるためにも必要。

スポーツを沢山する方は特に、意識して摂ってくださいね。

夜、寝ているときにカルシウムが吸収されるので、夕食で摂るのがよいそうですよ。



葉酸

葉酸は、細胞を生産・再生させたり、赤血球を生成するために必要な栄養素です。

ビタミンB群の1つで、「葉」に多く含まれます。

そういえば、私も妊娠中、授乳中に摂るとよいと聞いて、葉酸のサプリメントを飲んでいました。

妊婦さん、授乳中の方が摂るとよい理由は、細胞分裂、たんぱく質の合成などにかかわる、身体の発育に必要な栄養だからなんですね。

また、葉酸が不足すると、赤血球を作るのに問題が出てしまい、貧血になってしまったり、疲れやすくなってしまいます。

飲酒の量が多い方は不足しがちなので、意識して摂るようにしたいですね。

葉酸サプリは色々と出ていて、どれがよいか迷ってしまいますね。

医師の意見によると、以下の基準をクリアする「ベルタ葉酸サプリ」がよいです。

  • 400μg(0.4mg)の葉酸が摂取できる(厚生労働省が推奨)
  • 天然由来のモノグルタミン酸型である
  • ビタミンB12が配合されている
    (葉酸の再利用を助けてくれるので、ビタミンB12を同時に摂取するのがよい)
  • 食品添加物が含まれていない(妊娠前・妊娠中・授乳中でも安心!)
  • 放射能の検査をしている

葉酸のサプリは多くありますが、「ベルタ葉酸サプリ」は上の基準をクリアする上、栄養機能食品の表示がされています。

ビタミンC

ビタミンCといえば、身体の酸化を防ぐ、抗酸化の効果がよく知られていますね。

ストレス、たばこ、紫外線によって酸化すると、老化につながってしまいますので、抗酸化の働きは女性に嬉しい!

また、ビタミンCは、コラーゲンの生成にかかわっていて、丈夫な歯ぐき、血管、骨、筋肉などを作るために不可欠です。

コラーゲンは美肌の素ですね!

更にビタミンCには、鉄分の吸収を助ける働きやメラミン色素の生成を妨げる働きもあるので、貧血を防いで、健康的なキレイを保つためにも重要。

また、免疫力を高めてくれたり、ストレスに対する耐性を高めることに関連がある、ステロイドホルモンをつくってくれます。

ですが、ビタミンCは熱、光、空気に弱い性質があります。

そのため、食べ物に含まれていても、食品を保存したり、調理したりしている間に、多くがなくなってしまいます。

調理するときに、食べ物をあまり小さく切らず、なるべく大きなままにしたり、あまり水にさらさない、極力、熱を加えないようにすると、ビタミンCの減少を抑えることができるので、私もサラダの回数を増やすことにしました。


まとめ

  • もやしには、女性の健康やキレイを保つために必要な栄養が沢山!
  • 水にさらす時間、熱を加える時間を短くするなど、調理方法にも気をつけて、意識してとるようにしたい